皆さん、こんにちは!
美容師&化粧品製造販売業の2刀流、無添加美容ザムライです。
皆さんが日々読んでくださるブログで、私の経歴や個人的な体験、そして私が開発した無添加ヘアケア製品「アロワ」のことをより深く理解していただくための新カテゴリーです。
以下、7項目に分けて順を追っていきますのでお付き合いいただけたらと思います。
2,『アロワの製品開発:リピジュアとの出会いと敏感肌の娘』
3,『アロワの特徴:無添加ヘアケアの効果と価値』
4,『アロワの得技:天然ヘナと抜群の相性』
5,『アロワの製品ライン:あなたのニーズに合わせて』
6,『アロワの販売戦略:全国への通信販売とその意義』
7,『アロワを通じて見る変態人生』
今日は、
1,「無添加美容ザムライとしての道のりと、アロワの誕生」
について行ってみます。
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時は90年代中盤、バブル後の混沌としてた頃、美容師が何となく賑わってきた頃でした。
アムラーやコギャル
586が083 (;^ω^)
我々美容師たちは、真剣勝負の毎日を送っていました。
でも90年代半ば過ぎなると、ちょっと場面が変わるんです。
さらにはパーマにカラーリングが組み合わさり、美容業には遅れたバブルがやってきました。
お客様の髪を派手に染め上げる一方で、傷みも加速…
そして・・・
でも、こういうブームって長続きしないだろう・・・
って事で
我々美容師、本来の姿、
お客様の髪を綺麗にする存在になりたい。
だから、デザイン上、傷む施術もやるけれど、それを解決する方法、
そんな時、ポンと閃きました💡。
自分で納得のいくヘアケアを作ったらどうだろう?
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髪って時々困った事になること、ありますよね?
それってザックリ、薬剤によるダメージを1~5レベルで表してみます。
1,パーマの影響
2,ヘアカラーの影響
3,ブリーチによるダメージ
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4,髪が細くチリチリになった。(ビビれ)と言います。
5,アイロンの熱で固くなった(焦げた)
ダメージ、4や5になると、まぁトリートメントでは元通りには治らない。
でも、
ダメージ3までなら正しいケアを続ければ髪は復活します!
その当時、アユのように、ブリーチを頻繁に施した髪でもキレイに保っているのは一体どういうわけ?
元々の毛質が良いのは当然として・・・枝毛が見当たらないのは不思議・・・
もっとも、当時のアナログ放送での画質ではそこまで繊細には見えなかったというのが現実かもしれませんね。
だが、しかし、それを差し引いても芸能人の髪はキレイである。
ブリーチやカラーリングを頻繁にすると、髪のタンパク質はどんどん失われていくのです。
だからこそ、タンパク質の補給が超重要!
例えば、上記のダメージレベル5
想像してみてほしい。
髪が熱でダメージを受けた場合、これは、フライパンで卵を焼くのと同じで、
白身が一度固まってしまったら、もう元には戻せないんですよ。
だからこそ、髪も熱によって変質してしまうと元に戻せないんです。
次に、レベル4の「ビビれ」って何?って思ったあなた
それは髪からタンパク質が流れ出て結合が切れてしまいチリチリに細くなった状態を指します。
これ、詳しく説明すると長ーい話になるので、また別の機会にお話ししましょうね。
だがだが、しかし、ダメージレベル1~3、
ブリーチやパーマによるダメージは、正しいケアとトリートメントを行えば、髪は必ず復活します。
毎日コツコツと小さいアミノ酸(タンパク質の小さな分子)を髪に補給してあげることが、
髪の復活のカギを握っているんですよ。
髪の美しさについては人それぞれ考え方がありますが、中年おじさんの個人的な見解としては、
一番きれいな髪って子供髪だと思う。
過度なツヤツヤした髪って、カラコンを入れた目やSNSのフィルターみたいな顔と同じで、
なんだか不自然。
それと同じく、
ザックリ
トリートメントを語ると
髪を治すトリートメントと
髪にツヤを出すトリートメントの2種類しかないんですね。
髪を復活させるにはここの見極めがポイント。
ツヤを出すトリートメントの代表的な存在として
シリコーンがあります。
これは、大まかに言って油のようなものです。
ただ、皮膚に油を塗っただけでは美しさは引き立ちませんよね。
当時は、髪にツヤを出すトリートメントはメーカーからたくさん出てたんですが、
髪の内部からアミノ酸を補給して髪を治す(綺麗にする)トリートメントって
特別なスペシャルケアだったのです。
そのスペシャルケアを自分のサロンで実現させれば、
美容業界からは嫌われるけど、お客様の髪を守るという意味では
野武士みたいな美容師も良いと思ったんですね。
そんな想いからたどり着いたのが、結構なお値段する高級無添加ヘアケア。
例えばシャンプー
300mlで¥13,000でした。
これじゃあ、全てのお客様に使っていただくのは、ちょっと難しい。
それでね、
「自分で製品を作れば、中間マージンを除いて、より良い製品を提供できるのでは?」と思ったんです。
そうして、「アロワ」の開発が始まり、美容師から製造販売元への修行が始まったんですね。
この過程で、化粧品の成分についてはタクサンの本を読み、研究生のように勉強しました。
当時はインターネットも黎明期で、情報の民主化もまだまだ
原材料に関する言語、というか、化学的に理解が難しい。
それと同時に、研究者の提案は市場のニーズと全く合ってないことにも驚く!
髪やお肌には良いんだけど、この臭いでは使えないなんて事も多数あり・・・
札幌、東京、大阪の3つの生産工場に絞りコンペテンションも行い・・・
長いミィーティングを経て
最終的に「アロワ」の製造工場は大阪に決まりましたとさ・・・。
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